前回のブログに添付した表を、「かいじゅうたちのいるところ」の他に、
「ナイトミュージアム」「ポーラーエクスプレス」「ジュマンジ」「あらしのよるに」で行いました!
そのうちの一つ、今日まで行っていた「あらしのよるに」を添付します。
この絵本と映画の比較を行ってみると、
この映画は絵本のストーリーをそのまま再現していることがわかります。
補足しているストーリーも限りなく0(ゼロ)に近いです。
この絵本の特徴は、一冊ごとにメッセージが異なるという点ですが、それもしっかりと描かれています。
しかし、挿絵にそって映像表現がされているわけではありません。
これはこの絵本の特徴ですが、一つのページに一度に何種類の絵があったり、
ただの落書きっぽい挿絵があったりするため、読んだ人はさまざまな場面の想像はできますが、
映像として同じような表現ができないということではないかなと思います。
ただ、この絵本の売りは挿絵ではなく、ストーリーだということはだれが見ても明らかです。
また、挿絵を見て、読んだ人の想像を掻き立てるような本ではない気がするため、
ストーリーに忠実で、挿絵を皆に共感が持てるようにしたこの映画は、
絵本ファンからも愛される作品だと思います。
今後は、この絵本の挿絵を一冊ごとに比較すると、最後の巻だけ絵の書き方が多少異なっているように思えるため、
これに関して、色彩やカメラワークなどについて映画と比較し、調査し続けたいと思います。
2010年11月24日水曜日
2010年11月16日火曜日
再;かいじゅうたち
以前、制作した絵本と映画の比較についての表の完成度をあげようと、
なぜ、そのような評価に個々の映画がなったのかを、再調査することにしました。
なぜ、そのような評価に個々の映画がなったのかを、再調査することにしました。
以前、絵本全体の構成要素を頭の中だけで数値化していたのですが、
絵本と映画のオープニング、エンディング、そしてストーリーの中間点であるミッドポイントをそれぞれ抽出し、個々の要素ごとに数値化し、平均値を出しました!
なんと、驚いたことに頭の中で数値化した結果とほぼ同じ!
多少違っていたのは、小道具の一致です。
しかし、これについては、その挿絵などによって小道具がほとんど描かれていない挿絵と
たくさん描かれている挿絵に分かれるので、抽出したシーンによっても異なってくることかと思います。また、キーアイテムとなる小道具とそうでない小道具にもわかれるので、評価に困るところです。
まだ、この表には穴があるので、これからそれを埋めていくのと、
その他の絵本・映画についても行っていきたいと考えています。
そして、それらから求められた結果を比較し、何か新しい発見がないかと期待しています。
2010年11月11日木曜日
かいじゅうたちのいるとこへ
再び「かいじゅうたちのいるところ」と向き合うことにしました!
ただ、何をどう比較したらよいのか・・・
そこでまず、絵本の色彩と映画の色彩。
そして、カメラワークについての比較をじっくり行っていこうと思います。
したがって、現在、絵本と映画の色彩を記号化している状態です!
淡い色彩が多いこの絵本。
絵本の色彩だけで考えると、
主人公が自分がいるべき場所、変えるべき場所を見つけてから、
多少色彩が明るくなります。
これが、映画でも同じように明るくなっていれば・・・
と、そんなことばかり考えています。
ただ、何をどう比較したらよいのか・・・
そこでまず、絵本の色彩と映画の色彩。
そして、カメラワークについての比較をじっくり行っていこうと思います。
したがって、現在、絵本と映画の色彩を記号化している状態です!
淡い色彩が多いこの絵本。
絵本の色彩だけで考えると、
主人公が自分がいるべき場所、変えるべき場所を見つけてから、
多少色彩が明るくなります。
これが、映画でも同じように明るくなっていれば・・・
と、そんなことばかり考えています。
2010年11月4日木曜日
未開拓ストーリー
それでは、ようやくどこに情報が足されているのかを書きたいと思います。
私が感じた一番の補足プラスポイントは、
絵本の中だけではじっくり触れられていない未開拓ストーリー部分です。
たとえば「かいじゅうたちのいるところ」では、
主人公がかいじゅうたちとかいじゅう踊りをする挿絵だけのページが
おもにストーリーが足されています。
どんな踊りをしたから、どんな行動をとったからこの挿絵の画が書かれたのか、
そんな視聴者が一瞬疑問に思うような部分が未開拓ストーリー部分です。
他の絵本でも同じようなことが言えます。
たとえば「あらしのよるに」の絵本では、
敵であるおおかみの耳はヤギに食いちぎられたと書いてあります。
しかし、映画ではそのヤギとは実は主人公のヤギの母親でという因果関係が足されています。
「かいじゅうたちのいるところ」よりかは、疑問には思いづらいところですが、
しかし、なぜヤギに食いちぎられたのか、
このヤギは何者なのかということが絵本の中では語られていないため、
じっくり読むと詳しくしりたくなるポイントである気がします。
なので、私は情報が補足されるポイントとしては、未開拓部分であると思いました。
が、映画の中には絵本のストーリーとまったく違うものも存在します。
それらについても現在他の映画と比較し、
それらをまとめたグラフ作業を現在行っています。
まだ、完璧ではないものの、このグラフをもとにさらなる比較を行っていけたらと思います。
私が感じた一番の補足プラスポイントは、
絵本の中だけではじっくり触れられていない未開拓ストーリー部分です。
たとえば「かいじゅうたちのいるところ」では、
主人公がかいじゅうたちとかいじゅう踊りをする挿絵だけのページが
おもにストーリーが足されています。
どんな踊りをしたから、どんな行動をとったからこの挿絵の画が書かれたのか、
そんな視聴者が一瞬疑問に思うような部分が未開拓ストーリー部分です。
他の絵本でも同じようなことが言えます。
たとえば「あらしのよるに」の絵本では、
敵であるおおかみの耳はヤギに食いちぎられたと書いてあります。
しかし、映画ではそのヤギとは実は主人公のヤギの母親でという因果関係が足されています。
「かいじゅうたちのいるところ」よりかは、疑問には思いづらいところですが、
しかし、なぜヤギに食いちぎられたのか、
このヤギは何者なのかということが絵本の中では語られていないため、
じっくり読むと詳しくしりたくなるポイントである気がします。
なので、私は情報が補足されるポイントとしては、未開拓部分であると思いました。
が、映画の中には絵本のストーリーとまったく違うものも存在します。
それらについても現在他の映画と比較し、
それらをまとめたグラフ作業を現在行っています。
まだ、完璧ではないものの、このグラフをもとにさらなる比較を行っていけたらと思います。
2010年11月2日火曜日
急行「北極号」
本当は、どういうところに情報が足されているのかを書こうと思ってましたが、
ちょっとその前に・・・
(絵本)急行「北極号」とその映画をじっくり比較してみた。
CGってすごい。
絵本の挿絵に描かれている部屋の再現が完璧だ!
この絵本があいまいな挿絵ではなく、
しっかりとした画が描かれているということも一つの要因だとは思うが、
なんでもCGで再現できるため、
挿絵に書かれている画のままのカット割りがされている!
是非、下図の映画のカットと絵本の挿絵を比較して欲しい。
ちょっとその前に・・・
(絵本)急行「北極号」とその映画をじっくり比較してみた。
CGってすごい。
絵本の挿絵に描かれている部屋の再現が完璧だ!
この絵本があいまいな挿絵ではなく、
しっかりとした画が描かれているということも一つの要因だとは思うが、
なんでもCGで再現できるため、
挿絵に書かれている画のままのカット割りがされている!
是非、下図の映画のカットと絵本の挿絵を比較して欲しい。
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